悪人面したB級冒険者 主人公とその幼馴染たちのパパになる!そのタイトル、実は反則級のギャップだった件
正直、このタイトル見た時「またかよ!」って思いましたよ。悪人面とかB級とか、最近よく見るテンプレじゃん? って。でもね、蓋を開けてみたら全然違ったんですよ、これが。この作品、ちょっとどころか、かなり予想を裏切ってくれたんです。なんだかんだで期待しちゃうタイトルではあったけど、それを遥かに超えてきた。今回は、そんな『悪人面したB級冒険者 主人公とその幼馴染たちのパパになる』の魅力を、個人的な視点で語り尽くしたいと思います。
悪人面の下に隠された、とんでもない「パパ」属性
まず、主人公ですよ。冒頭でも言ったけど、いかにも『悪人面』。目つき悪いし、顔もゴツいし、ぶっちゃけ初見は「絡まれたくねぇな…」って思いました。が、しかし! 中身がもう、とんでもなくお人好しで、世話焼きで、そして何より『パパ』なんです。幼馴染たちに対する献身っぷりが半端ない。過保護すぎない?ってツッコミたくなる時もあるけど、そこがまた愛おしいんですよね。この外見と内面のギャップに、まんまとやられちゃいましたね。個人的には、この手のキャラ設定でここまで心を掴まれたのは久々かも。
彼が幼馴染たちと接するシーンは、バトルシーンとの緩急が本当にうまい。普段は無口で仏頂面なのに、子供たちのこととなると表情が緩むというか、口調が変わるというか。その変化がまたいいんです。思わず「頑張れパパ!」って心の中で叫んじゃったもん。彼の「パパ」っぷりが、この作品の核になってるのは間違いないでしょう。
守るべき存在があるからこそ、B級でも強くなれる!バトル描写の妙
ジャンルがバトル・アクションってことで、当然戦闘シーンも気になるところ。主人公はB級冒険者って設定だから、いきなりぶっ飛んだ能力で敵を瞬殺、みたいな派手さはないんですよ。そこが逆にリアルで良い。一撃一撃に重みがあるし、状況を打開するためのアイデア戦術も結構唸らされる。たまに、この手の作品でバトルが冗長になって、読み飛ばしちゃうことあるんですけど、これは結構サクサク読める上に、ハッとさせられる瞬間が結構あるんです。
彼が戦う理由が、紛れもなく「幼馴染たちを守るため」っていうのが、バトルの説得力をめちゃくちゃ高めてる。自分のためだけなら妥協しそうな場面でも、守るべき存在がいるからこそ、一歩も引かない姿勢を見せる。この熱い展開は、やっぱりグッとくるものがあります。個人的には、派手さ一辺倒じゃなくて、地味だけど確実に強い、っていうバトルスタイルに惹かれました。
『こげめ/えんじ/ハラカズヒロ』が生み出す世界観と絵の魅力
この作品を手掛けているのは、こげめ/えんじ/ハラカズヒロの皆さん。誰がどの役割かは明記されてないけど、この作品の絵、結構好きですね。キャラの表情とか、特に主人公の「悪人面」から出る優しさみたいなのが、しっかり伝わってくる。戦闘描写も迫力あって、一枚絵のインパクトがすごいんですよ。ページをめくるたびに、キャラクターたちの感情や、バトルの一瞬の緊張感が伝わってきて、ついつい読み進めちゃう。というか、気づいたら夜が明けてたし。
ストーリー展開もテンポ良くて、気づけば次の巻に手を出してる自分がいました。ただ単にバトルを繰り返すだけじゃなくて、幼馴染たちとの日常や、彼らを取り巻く人間関係が丁寧に描かれているから、感情移入しやすい。このバランス感覚が、この作品の大きな魅力の一つだと思います。決して完璧ってわけじゃないけど、読者を飽きさせない工夫が随所に感じられるんです。
あえて言うなら、もう少し欲しかった部分
悪くないどころか、かなり良い作品だとは思うんですけど、強いて言えば、序盤の幼馴染たちの描き方が、もうちょっと深掘りされてたら、さらに感情移入できたかなー、なんて思ったりもしました。全員が均等にスポットライトを浴びるわけじゃないから、たまに「この子、こんな性格だったっけ?」ってなる子もいたような…。でも、全体の物語を考えると、このくらいのあっさり感がちょうどいいって人もいるだろうし、ここは好みの問題かもしれないですね。蛇足になるよりは全然マシ、って気もします。
総評:悪人面は伊達じゃない!読後感も悪くない良作
正直、期待値を良い意味で裏切ってくれた作品でした。「悪人面」「B級」「パパになる」っていう要素は、もはやテンプレ化してる感もあるけど、この作品はキャラの魅力と、守るべきものがあるからこその強さってのが、ちゃんと描かれてる。個人的には、この手のジャンルで久々に「お、いいじゃん」って素直に思えた漫画でしたね。ただのバトル漫画じゃない、ちゃんと人間ドラマがある。この漫画、悪くない。むしろ、かなり良いぞ。
\ お得に読むならこちら /

コメント