リベンジ〜サレ姉の復讐〜【タテスク】、その闇

GIGATOON

「リベンジ〜サレ姉の復讐〜【タテスク】」は心臓に悪いって話

いや、正直、このタイトルを見た瞬間から「これはヤバいやつだ…」って覚悟はしてたんですけどね。「リベンジ〜サレ姉の復讐〜【タテスク】」、文字面からしてもうドロドロの予感しかしないじゃないですか。実際、読み始めたらやっぱり想像をはるかに超えるエグさで、スマホを持つ手が震えましたよ、マジで。GIGATOON作品ってことで、当然タテスク形式なわけですけど、この形式がまた復讐劇の臨場感をぐいぐい引き上げてくるんですよね。

タテスクがもたらす復讐の没入感

GIGATOON、つまりタテスクマンガって、個人的には結構好き嫌い分かれると思ってて。でもね、この「リベンジ〜サレ姉の復讐〜【タテスク】」に関しては、タテスク形式が完全に勝利してる。何というか、視線が自然と下に移動するから、まるで登場人物の視線や感情の動きを追体験してるような感覚になるんですよ。特に、主人公が追い詰められたり、逆に追い詰めたりするシーンなんかは、パネルがコマ送りみたいに動いて、その間にある「間」が絶妙に演出されてる。一般的なマンガだと見開きでドン!みたいな迫力があるけど、タテスクは縦にスクロールすることで、まるで映画のカメラワークみたいに感情を揺さぶってくる。この作品は、そのタテスクの特性を最大限に活かして、読者の感情をジェットコースターのように乱高下させてくるのが本当に上手い。マジで、息を呑むシーンが多すぎて、気づいたら肩に力入りまくってましたね。

「サレた」側の感情、その深淵

タイトルにある「サレ姉」という言葉がすべてを物語ってるんですけど、この作品は、裏切られた人間の怒り、悲しみ、そしてそれが憎悪へと変わっていく過程を、これでもかってくらいリアルに描いてます。ぶっちゃけ、読み進めるうちに「ここまでやるか!?」って引く部分も正直あった。でも、その「引く」って感情こそが、この作品の狙いなんじゃないかって思ったんです。人間って、本当に追い詰められたらどこまで残酷になれるのか、どこまで理性を保てるのか。この作品の主人公の感情は、読者である私たちの胸を何度も何度も抉ってくる。ただの勧善懲悪では終わらない、もっと生々しい人間の心の闇を描いているんですよね。個人的には、復讐に燃える主人公の、時折見せる葛藤や弱さみたいな描写が、キャラクターに深みを与えていて悪くないと感じました。全部が全部、復讐の鬼!ってわけじゃないからこそ、その人間臭さが余計に心に刺さるというか。

復讐はどこまで許されるのか?その問い

復讐劇ってジャンルは数多くありますけど、この作品は特に「どこまでが許される復讐なのか?」という問いを、読者に突きつけてくる。ていうか、そもそも復讐に「許される」とか「許されない」とかって線引き、あるのか?っていうね。主人公は当然、相手への憎しみで動いているわけだけど、その行動が周りにどう影響していくのか、そして自分自身をどう変えていくのか、っていう視点も抜け目なく描かれている。だから、ただ単にスカッとしたいだけの人は、もしかしたら途中からしんどくなるかもしれない。でも、個人的にはそういう「スカッと」だけじゃない、後味に残る苦味みたいなものが、この作品の真骨頂だと思ってるんですよ。人間の業とか、倫理観とか、結構重たいテーマを扱ってるのに、GIGATOONだからかスイスイ読めちゃうのが不思議な魅力ですね。

作画とストーリーテリングが織りなす緊張感

作者があいかさん/矢森てんさんと複数名いらっしゃる中で、誰がどの部分を担当されているかは正直分からないんですけど、この作品の絵は本当に感情表現が豊かです。キャラクターの表情一つ一つに、怒り、悲しみ、絶望、そして僅かな希望までが凝縮されてる。特に、憎悪に満ちた顔のアップなんかは、思わず画面から目を逸らしたくなるくらいの迫力があります。ストーリーテリングに関しても、復讐劇によくあるパターンを踏まえつつも、読者の予測を良い意味で裏切ってくる展開が何度かあって、そこは「おっ」となりました。ただ、ちょっとだけ言うと、一部の伏線回収がもう少し丁寧だったら、さらに深みが増したかな、と感じる部分も正直ありましたね。でも、全体としてはグイグイ引き込まれるし、次の展開が気になって仕方なくなる。寝不足覚悟で読むべし、って感じです。

結局、この復讐劇の行き着く先は?

結局のところ、「リベンジ〜サレ姉の復讐〜【タテスク】」は、ただの復讐劇として片付けるには惜しい、人間の心の奥底を覗き込むような作品です。復讐の連鎖がどこで止まるのか、それとも止まらないのか。主人公が本当に求めているものは何なのか。読み終えても、ずっと心に残る重たいテーマがそこにはあります。でも、だからこそ、考えさせられるし、人間って複雑だな、と改めて感じさせてくれる。こういう作品を読むと、自分の中にあるドロドロした感情にも向き合わされるような気分になるから不思議です。決して万人受けするタイプの作品ではないかもしれないけど、刺激的な人間ドラマや心理戦が好きなら、一度は読んでみる価値は十分にあるんじゃないかな、と思います。個人的には、続きがめちゃくちゃ気になる作品の一つになりました。この先、主人公に救いはあるのか、それともさらなる地獄が待っているのか…考えるだけでゾクゾクしますね。

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