「ほむら先生はたぶんモテない」を読んだら地味にハマった話
ども! 最近、なんか無性に癒しが欲しくなって、ふと手に取ったのが『ほむら先生はたぶんモテない』。タイトルからして、ね、なんかこう、ほのぼのした日常系ラブコメっぽいじゃないですか。で、実際読んだら…いや、もう、正直「あ、これ、悪くないどころか結構好きかも」ってなりました。むしろ、結構どころか、かなり好きになったんですよ。何がどうなってこんな状態になったのか、今回の記事ではその辺を語っていこうかなと思ってます。
モテない…のか?ほむら先生の独特すぎる魅力
まず主人公のほむら先生。科学教師なんですが、もうね、とにかく「無」なんですよ。表情筋、死んでんのか?ってくらい感情の起伏が見えにくい。でも、生徒思いではあるし、なんだかんだで変なことをしでかす人。これ、最初は「ああ、よくあるギャグキャラかな」って思ってたんですけど、違うんです。あの無表情の裏に、ちゃんと人間味があるから面白いんですよ。例えば、ある時、生徒たちの相談に乗りながら、ズレたこと言ってるところとか。「そこじゃない!」ってツッコミたくなると同時に、そのズレ具合が妙にツボに入っちゃって。正直、思わず「ぷっ」って吹き出しちゃいました。
で、そんなほむら先生に絡むのが、女子高生の蓮見さん。彼女、先生のこと最初から意識しまくりで、いつも何かしら反応しちゃってるんですよ。この二人の関係性が、もう見てるこっちがもどかしい! 蓮見さんの反応がピュアすぎて、先生の鈍感さが際立つんですよね。でも、その鈍感さがまた憎めないというか、可愛いんです。先生が無意識に蓮見さんの心を掻き乱してるシーンなんかは、「おいおい、気づけよ!」って言いたくなるんですけど、そこがこの作品の肝。焦れったいんだけど、だからこそ次が読みたくなる、そんな絶妙なバランスなんですよね。
日常に潜むシュールな笑いと、じんわりくる温かさ
この漫画のギャグセンス、かなり独特だと思います。大声で笑う、っていうよりは、「くすっ」とか「ふふっ」ってなる系の笑いが多いですね。日常の何気ない出来事の中に、ほむら先生の変な行動や発言が差し込まれる感じ。例えば、授業中の実験で生徒に変なあだ名をつけちゃったり、体育祭で一人だけ異様な動きをしてたりとか。こういうシーンが、めちゃくちゃシュールで、でもなんか可愛げがある。悪意がないからこそ、笑えるんですよね。最初は「ちょっとテンポ悪いかな?」とも思ったんですけど、いやいや、これくらいがちょうどいい。じわじわ来るんです、面白さが。
あと、背景の描き込みとかも、すごく日常感が伝わってきていいんですよね。学校の廊下とか教室とか、ああ、こういう学校あったなあって思えるような。そういう「ありそう」な世界の中で、ちょっとだけ浮いてるほむら先生が、なんとも言えない味を出してる。だから、ギャグとして成立するし、キャラクターにも厚みが増すんだと思います。個人的には、こういう日常系の漫画は、絵がシンプルでもキャラが立ってればOK!って考えなので、その点では大満足でしたね。変に凝りすぎてないから、スッと世界に入っていけるんです。
ゆっくりと、でも確実に動く心の距離がたまらない
ラブコメって言ってるけど、最初は全然ラブ要素ないじゃん!って思ってた人もいるんじゃないかな。正直、僕もそうでした。最初は先生と生徒の間の微笑ましいやり取り、くらいの認識だったんですけど、読み進めるうちに、あれ?これって恋愛感情、ちゃんと育ってるじゃん!って気づかされるんです。特に蓮見さんの先生に対する気持ちが、最初はただの憧れとか好奇心だったのが、少しずつ、でも確実に「好き」に変化していく過程が、すごく丁寧に描かれてるんですよ。この「じわじわ」感が、妙にリアルで。派手な展開があるわけじゃないのに、心の機微がちゃんと伝わってくるのは、作者さんの力量だなと思います。
ほむら先生の方も、最初は蓮見さんの好意に全然気づいてない…というか、理解できてないんですけど、でも、蓮見さんのこと、なんだかんだで気にかけてるんですよ。その「気にかけてる」レベルが、本当に「先生と生徒」の範疇なのか?って、時々ドキッとするような場面もあるんです。こういう「もしや…?」って思わせる瞬間が、この作品のスパイスになってる。だから、読者は蓮見さんと一緒に、先生のちょっとした行動に一喜一憂しちゃうんですよね。でも、まだ正直、恋愛に発展するまでには時間かかりそうだな、って気もします。このペースだと、あと何巻まで焦らされるんだろうって、ちょっと不安になるくらい。でも、それがまた面白いんですけどね。
もったいない?もう少しこうだったら…と思うこと
全体的にすごく好きな作品なんですけど、個人的に「あー、もう少し!」って思った点も、正直いくつかあります。例えば、たまにギャグがちょっと滑ってるかな?って感じる時。いや、これはあくまで僕個人の感覚ですけど、もうちょっとシュールさを追求できそうだったのに、って思う場面が皆無じゃなかったかな、と。まあ、好みの問題もあるでしょうけど、そこが惜しかったかな。あとは、物語の起伏がもう少しあってもいいのかも?って思ったことも正直あります。ずーっと同じテンポで進むのも魅力ではあるんですけど、たまにはドカンと驚くような出来事があっても、それはそれで盛り上がるんじゃないかなと。いや、でも、これはこの作品の持ち味を壊しかねないので、難しいところですね。結局、このまったり感がいい、って人も多いだろうし、僕もその一人なんですけど。
でも、なんだかんだ言っても、この漫画は読んでて心が和む、優しい作品です。大きな事件が起きるわけでもないし、ド派手な恋愛バトルがあるわけでもない。ただ、そこにいる人たちの、ちょっと変で、でも温かい日常が描かれている。そういうのが好きな人には、ドンピシャで刺さるんじゃないかな。僕なんかは、こういう「なんかよくわからんけど、読んでると癒される」系の漫画、すごく好きなんですよ。だから、『ほむら先生はたぶんモテない』は、僕の心のビタミン剤みたいなもんです。ちょっと疲れてる時とか、何も考えずにぼーっとしたい時に読むと、めちゃくちゃ良いんですよ。
個人的には、この先生と生徒の関係が最終的にどうなるのか、本当に気になってます。ラブコメと銘打ってる以上、何か結末があるはず。ただ、今のところ、あんまり焦ってほしくないな、とも思ってます。この緩やかな空気感が、作品の魅力だから。このまま、ゆるゆる進んでくれるのが一番かもしれません。でも、急に誰か登場して、三角関係とかになったら、それはそれで面白いかも…いや、でもそれは蛇足かな。うーん、想像が膨らみますね!
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