セレブ界の異端児、金田さん降臨!そのマウント、一体どこまで行くんだ?
やあ、どうも。漫画漬けの日々を送っている俺だ。今回紹介するのは、そのタイトルからしてもうクセが強い『マウントセレブ金田さん』だよ。ニャロメロン先生の作品ってことで、正直、読む前から「あ、これは一筋縄ではいかないな」って身構えてたんだよね。結果?まあ、期待通りというか、期待以上というか、なんだかよく分からない読後感に包まれている今日この頃だ。
まずさ、このタイトル!「マウントセレブ金田さん」。もうパワーワードの塊じゃない?セレブがマウント取るって、一体どんな日常が繰り広げられるんだ?って興味津々で読み始めたんだけど、金田さんの言動がもう予想の斜め上をいくんだよね。単なる自慢とか、嫌味とか、そういうレベルじゃないんだよ。なんか、独自の哲学に基づいて行動してる感じがするんだ。それがたまらなく面白いというか、逆に「は?」ってなっちゃうポイントなんだよな。
金田さんの「マウント」は芸術か、それともただの悪意か?
俺がこの作品で特に注目したのは、金田さんのマウントの取り方。これがもう、ねじ曲がってるんだ。普通、マウントって相手を貶めて自分を上げる行為だけど、金田さんの場合、なんかもう、それを通り越して一種のエンターテイメントになってる気がするんだよな。いや、そう思ってるのは俺だけかもしれないけど。彼女のセレブな日常から繰り出される言葉の一つ一つが、いちいち回りくどいし、いちいち突き刺さる。
例えばさ、友達が「これ奮発して買ったんだ!」って見せたブランド品に対して、「あら、そのデザイン、もう来年には廃れてるわよ」とか平気で言うんだ。もちろん、一般的な感覚だと「最悪!」ってなるんだけど、金田さんの場合はそこに悪意があるのか、それともただ純粋な事実を言ってるだけなのか、読み手には判断がつきにくいんだよ。その曖昧さが、この漫画のシュールさを際立たせてるんだよね。俺、このシーン、思わず吹き出しそうになったけど、よく考えたら笑っていいのか分からなくなって、結局複雑な顔してたわ。
学園生活に突き刺さるセレブの槍
舞台が学園ものってのがまたミソでさ。ティーンエイジャー特有の悩みとか、友情とか、そういうキラキラした要素が一切ないわけじゃないんだけど、そこに金田さんの存在が常に影を落とすんだ。クラスメイトたちも、最初は金田さんに対して反発したり、距離を取ったりするんだけど、なんだかんだで彼女のペースに巻き込まれていく様子が面白い。というか、ちょっと可哀そうにもなる。
でもさ、金田さんって、ある意味では一番正直な人間なのかもしれないって、たまに思うんだよ。自分の欲望に忠実で、取り繕うことをしない。それが極端な形で現れてるのがマウントなんだろうなって。もちろん、共感はしないけど、なんかその潔さには一目置く部分もある。この辺、ニャロメロン先生の人間観察眼が光ってるな、って感じだね。人間の嫌な部分とか、滑稽な部分をこれでもかってくらい描いてるから、読んでてちょっと胃もたれする時もあるんだけど、それが癖になるんだよ。
描かれる「格差」と、そこに漂う皮肉の嵐この漫画は、単に「セレブがマウントを取る」という表面的な面白さだけじゃない。その背景には、学園という小さな社会における「格差」が強烈に描かれていると俺は思うんだ。金田さんの周りにいるのは、彼女ほどのお金持ちじゃない子たちばかり。だからこそ、金田さんのマウントが効果的に刺さるし、その度に周囲の戸惑いや劣等感が浮き彫りになる。
でも、それが一方的な虐めとして描かれるわけじゃないのが、この作品の面白いところ。金田さんも金田さんで、どこかズレてるんだよ。だから、完璧な悪役として憎み切れない。というか、むしろたまにちょっと同情しそうになる瞬間さえある。もちろん、彼女の発言や行動は、傍から見たら「おいおい、それはやめとけよ」って言いたくなることばかりなんだけどさ。そのギリギリのラインを行ったり来たりする描写が、俺としては結構ツボなんだよね。このバランス感覚、ほんと絶妙だ。
あと、金田さんの言葉って、一見するとただの嫌味なんだけど、よくよく考えると現代社会の消費主義とか、SNSでの見栄の張り合いとか、そういうのを痛烈に皮肉ってる部分もあるんじゃないかって。まあ、深読みしすぎかもしれないけどさ。でも、そういう裏のメッセージを感じ取ると、また違った面白さが見えてくるんだよな。
金田さんの意外な一面、そして今後の展開に期待すること
作品を読み進めていくと、金田さんにも意外な一面が見え隠れするんだ。完璧に見える彼女のセレブライフにも、どこか孤独が漂っていたり、彼女なりの価値観に基づいて行動していることが示唆されたりする。そういう「マウントセレブ」の仮面の下にある人間的な部分が垣間見える瞬間は、正直「おっ」ってなるんだよ。
ただ、一つ惜しいなと感じたのは、たまに金田さんの言動が「これはちょっとやりすぎかな」って思っちゃうところがあったんだ。全体的なバランスとしては悪くないんだけど、一部のセリフはもうちょっと捻りが効いてたら、もっと面白くなったんじゃないかなって。まあ、これは完全に俺の好みの問題だけどさ。
今後の展開としては、金田さんがこのままマウントを取り続けるのか、それとも何かをきっかけに彼女の価値観が変わっていくのか、そこは非常に興味があるね。個人的には、彼女が周りの影響で少しずつ変化していく様子も見てみたいし、逆に最後までブレずに「マウントセレブ金田さん」を貫き通すのもアリだと思ってる。結局どっちに転んでも、ニャロメロン先生の手にかかれば、きっと予想外の面白さを見せてくれるだろうから。
正直、万人受けする作品かと言われると、ちょっと微妙かもしれない。でも、この独特のシュールさや、人間の業のようなものを描いた作品が好きな人には、間違いなく刺さるはずだ。俺は読んでよかったと思ってるよ。なんか、読後に変な達成感があるんだよな。金田さんのマウントに耐え抜いたぞ、みたいな。
とにかく、『マウントセレブ金田さん』は、ただのギャグ漫画としてだけじゃなくて、現代社会の歪みを映し出す鏡としても楽しめる、そんな一冊だったな。金田さんの次のマウントが今から楽しみだぜ。
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