モブキャラの常識を覆す!規格外の主人公に爆笑必至
最近、異世界転生モノって本当に多いですよね。でも、その中でも「あ、これちょっと他と違うぞ?」と感じたのが『狂戦士なモブ、無自覚に本編を破壊する(コミック)』です。タイトルからしてもう情報量が多いし、なんか面白そうじゃないですか?正直、このタイトルを見た瞬間、「絶対、読むやつだ!」って思いました。で、読んでみたら案の定、期待を裏切らないぶっ飛び具合で、ニヤニヤが止まらなかったですよ。
主人公は、とあるゲームの世界にモブキャラとして転生しちゃった人。これ自体はよくある設定なんですけど、このモブ、ただのモブじゃないんですよ。なんか、とんでもない身体能力と戦闘力を秘めちゃってるんです。本人は至って普通のモブとして、目立たず平穏に生きたいと願っている。ここがミソですよね。普通の生活を送ろうとするんだけど、周りで問題が起きると、無自覚のうちにその規格外の力を発揮して、本編のストーリーラインをぐっちゃぐっちゃに破壊していくんです。まさに「狂戦士」って感じ。
無自覚な破壊者、その魅力とは?
この作品の魅力って、やっぱり主人公の「無自覚」なところだと思うんです。例えば、ちょっとしたトラブルで絡まれたチンピラを、本人は「ちょっと手加減したつもり」なのに、周りから見たら完全に狂戦士モードでボッコボコにしちゃう。しかも、それが物語の重要な伏線やイベントをぶち壊してるってことには全く気づいてない。このギャップが最高に面白い。思わず「え、そっち行っちゃうの!?」って突っ込んじゃいましたもん。
周りのキャラクターたちの反応も秀逸で、本来の主人公やヒロイン、学園の教師たちなんかが「あれ?なんか歴史が変わってね?」みたいな顔して困惑してるのが、もう笑っちゃうんですよね。特に、本来のストーリーで絶対勝てないはずの敵が、モブ主人公によって秒殺されていく展開なんかは、もう爽快感しかない。読んでいる私も「まあ、そうなるよね!」って気持ちと「でも、大丈夫?この世界!?」っていう気持ちがごちゃ混ぜになりました。
絵の魅力とストーリーのテンポ感
作画を担当している方々の絵も、個人的にはすごく好みでした。特に戦闘シーンの迫力はすごくて、狂戦士たるゆえんをビジュアルでもしっかり伝えてくれます。主人公が「えいやっ」って感じで軽く振り回した拳から放たれる衝撃波とか、もう最高ですよね。キャラクターデザインも個性的で、サブキャラまでしっかり立ってる印象を受けました。佐藤良亮/なるのるな先生方の描く世界観に、すぐに引き込まれましたよ。
ストーリーのテンポ感も悪くないです。序盤からガンガンと本編破壊が進んでいくので、読んでいて飽きることがない。というか、むしろ「次は何をぶっ壊してくれるんだ?」ってワクワクしちゃいます。ただ、ご都合主義に見えなくもない、みたいな意見も理解できなくはないです。でも、個人的には、そこも含めて「モブが世界をぶち壊す」というコンセプトを楽しむものだと思っているので、あまり気にならなかったですね。むしろ、そのくらいの勢いが欲しかった、っていうか。
ただ強いだけじゃない、意外な一面も?
主人公がただ無自覚に強いだけじゃなくて、たまに見せる常識人な一面や、モブとして地味に生きたいという願いが、また人間味があって良いんです。なんか、無慈悲な強さと、ちょっとズレた感覚のバランスが絶妙で、それがキャラクターの深みになってる気がします。物語が進むにつれて、彼がどんな風に本編を破壊し尽くしていくのか、そして周りのキャラクターたちがその「狂戦士ムーブ」にどう対応していくのか、目が離せません。
正直、ここまでモブが暴れる作品ってなかなか出会えないですよ。私も色々な作品を読んできましたが、この発想はちょっとズルいなって思いました。いい意味で。マンネリしがちな異世界転生ジャンルに、新しい風を吹き込んでくれたな、と。強さのインフレが加速するにつれて、物語がどう収拾つくのか、いや、そもそも収拾なんてつかない方が面白いのかもしれない、とさえ感じますね。
最終的に、この作品は、理不尽なまでの強さを持つモブが、自分の意思とは関係なく世界を変えていくという、まさに新感覚のファンタジーコメディだと言えるでしょう。なんかこう、複雑なことを考えずに、ただただ主人公の規格外な行動に笑って、スカッとしたい時にピッタリだと思います。私も次の巻が待ち遠しくて、ソワソワしてますからね。
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