「どっちが強い!?」まさかのガチバトルだった件
いやー、正直なめてましたね、この「どっちが強い!?」って漫画。タイトルからして、まあ子供向けの学習漫画でしょ?くらいのノリで手に取ったんですよ。どうせ可愛らしい動物たちが、それぞれの特徴をちょこっと解説しながら「こっちが有利!」とか言うんだろうなーって。ところがどっこい、これ、想像以上にガチのバトル漫画でしたわ。いや、マジで。僕が子どもの頃に読んでた図鑑や科学漫画とは一線を画してるというか、かなり攻めてる印象。ヴェズィル先生、すごいなと。いや、まさかこんなに熱中して読むことになるとは思ってなかったから、自分でもビックリです。
この作品、基本的に毎回異なる動物や昆虫、時には絶滅した古生物なんかも登場させて、タイマンで「どっちが強い!?」かを決める形式なんだけど、これが本当に面白い。単に身体の大きさや力だけじゃなくて、それぞれの生態、生息環境、捕食方法、防御策、知性、はたまた精神力みたいなものまで全部ひっくるめて、総合的に勝敗を予想していくわけ。つまり、読者はバトルを楽しみながら、自然と生物の知識が頭に入ってくるって寸法なんですよね。これって、めちゃくちゃ効率的というか、ずるい学習法じゃないですか?僕も読んでて「へぇー、そうなんだ!」って感心することばかりで、完全に沼にハマりました。
動物の生態、これぞガチンコバトル!
バトルシーンの描写がね、もう想像力を掻き立てられるんですよ。例えば、サバンナの王者ライオンと、森の巨人ゴリラが戦うとしたら?最初はライオンの瞬発力と鋭い爪、牙で圧倒的に有利に見える。でもゴリラのあの筋力と、道具を使ったりする知性、それに意外と縄張り意識が強い性格も考慮に入れると、ただの肉弾戦じゃ終わらないだろうな、って。そういう「もし戦ったら?」っていう誰もが一度は考えたことあるだろう妄想を、ちゃんと科学的な知識をベースに、まるで実際にそこでバトルが繰り広げられてるかのように描いてくれるのが、この漫画の醍醐味だと思います。読みながら、思わず「そこはそう来るか!」とか、「いや待て、その手があったか!」なんて独り言を言っちゃいましたもん。
特に良かったのは、ただ「どっちが強い」と結論づけるだけじゃなくて、なぜその生物がその場所で「強い」のか、どういった進化の過程を経てその能力を獲得したのか、みたいな背景までしっかり解説してくれる点。だから、勝ち負けだけじゃなくて、それぞれの生物が持つ「個性」とか「生き様」みたいなものまで見えてくるんだよね。これって、動物園でただ動物を見るだけじゃ得られない、深掘りされた情報じゃないかな。まるで研究者が熱弁してるのを横で聞いているような感覚になることもありました。子供向けとは思えない情報量と熱量で、正直脱帽です。
知識が武器になるってこういうことか
この漫画を読んでて改めて思ったのは、「知識は最大の武器になる」ってこと。登場する動物たちも、ただ本能のままに戦うんじゃなくて、自分の得意なフィールドに持ち込んだり、相手の弱点を突いたり、ときにはフェイントを使ったりするんですよ。もちろん、それは擬人化された表現ではあるんだけど、その裏にはちゃんと生物学的な根拠が隠されてる。例えば、毒を持つ動物が、その毒をどうやって効果的に使うかとか、カモフラージュが得意な動物が、どうやって姿を隠しながら奇襲をかけるかとか。そういう知的な戦略戦が展開されるたびに、「すげぇ!」って興奮するし、同時に「あ、これも知識だ」って腑に落ちるんです。
僕自身、普段から色々なジャンルの漫画を読んでるけど、ここまでストレートに「知的好奇心を刺激する」作品って、実はそんなに多くない気がする。特に、この手の学習漫画って、どうしても「お勉強感」が出ちゃいがちなんだけど、「どっちが強い!?」はそれがほとんどない。純粋にバトルエンタメとしてめちゃくちゃ面白いから、結果的に知識も自然と身についちゃう、みたいな。これはもう、教育効果の面から見ても、かなり優秀な漫画なんじゃないかなって勝手に思ってます。だって、嫌いな勉強を無理やりするより、好きな漫画を読んでるうちに賢くなっちゃう方が絶対良いじゃないですか。そういう意味では、この作品、かなり画期的な存在だと思いますね。
惜しい!でもそれも味ということで
全体的には大満足なんですけど、ちょっとだけ「惜しいなー」って感じた点も、正直いくつかありました。例えば、たまーにね、バトルの決着が「え、それで終わり!?」ってくらいあっさりしちゃう回があったりするんですよ。いや、もちろん生物学的な根拠はあるんだろうけど、読者としてはもうちょっとドラマチックな展開を期待しちゃうじゃないですか。特に、序盤でめちゃくちゃ盛り上がった回ほど、その落差がね、ちょっと寂しかったりする。いや、僕がバトル漫画脳になりすぎてるだけかもしれないけど、もう少し粘りが見たかったなーって。そういう意味では、ちょっと物足りなさを感じるシーンもゼロではなかったですね。
あと、これはもう好みの問題になっちゃうんですが、人間キャラクターの介入が、たまに「もうちょっと少なくてもいいかな」って思うこともありました。もちろん、彼らのリアクションや解説があることで、読者が物語に入り込みやすくなってるのは理解できるんです。でも、動物たちの本能的なバトルそのものにもっとフォーカスして、人間の感情や解釈を挟まない生々しい戦いが見てみたい、みたいな欲求も、正直なところ湧いてきたりして。まあ、完全に僕の個人的なワガママですけどね。学習漫画としての役割を考えれば、人間の視点が入るのは当然なんですけど、たまに「動物視点オンリーでどうなる!?」って想像しちゃいました。
結局、何が「強い」ってことなんだろうね
色々と語ってきましたが、結局「どっちが強い!?」って、単に力比べをしてるだけじゃないんだな、と改めて感じました。環境適応力とか、子孫を残すための戦略とか、生き延びるための知恵とか、そういう多様な「強さ」の種類を、この作品は教えてくれる気がします。僕たちが普段当たり前に目にしている動物たちにも、それぞれ計り知れない強さや魅力があるんだなって。読む前と読んだ後で、動物の見方がちょっと変わる、そんな体験ができる漫画でした。
これはもう、動物好きな子供さんにはもちろん、子供の頃に「もしカマキリとスズメバチが戦ったら?」とか「サメとシャチ、どっちが強い?」みたいな議論を友達としたことがある大人にも、ぜひ一度読んでみてほしいですね。きっと、あの頃のワクワクした気持ちが蘇ってくるはず。純粋にエンタメとして面白いし、知的好奇心も満たされるし、もう、一石二鳥どころじゃないですよ。僕もこの勢いで、他の巻も読み漁っちゃおうかなと、今からワクワクしています。この漫画を読み始めたら、あなたもきっと、身近な生き物たちの「強さ」について語りたくなるはずですよ。いやー、本当に良い作品だったな、これ。
\ お得に読むならこちら /

コメント