「みことちゃんは嫌われたくない!」ってさ、人間関係の縮図じゃん?

恋愛

「嫌われたくない」って、結局何?

「みことちゃんは嫌われたくない!」っていうタイトル、正直、読んだ瞬間に「あ、これ私のことじゃん?」ってなったんだよね。人間ってさ、誰だって嫌われたくはないもんじゃん? でも、その感情が強すぎると、どうなっちゃうか、考えたことある? この漫画はね、まさにその「嫌われたくない」っていう感情が暴走すると、一体どんな青春が待っているのか、まざまざと見せつけてくれる作品だったよ。

主人公のみことちゃん、めちゃくちゃいい子なんだ。もうね、優しさの塊みたいな子。クラスの人気者にも、ちょっと浮いてる子にも、分け隔てなく接するし、困ってる人がいたら放っておけないタイプ。そこまでは全然いいんだよ。むしろ、見習うべき点も多い。

でも、彼女の場合、それが度を超してるというか、見てて「大丈夫か?」って心配になるレベルで、周りの顔色をうかがってる。自分の意見を引っ込めて、相手に合わせてばかり。自分の本音よりも、相手がどう思うかを最優先しちゃうんだ。このシーン、思わず「そこまでしなくても…」って声出ちゃったのは、私だけじゃないはず。

いい子だけど、それって本当に幸せ?

みことちゃんの行動原理の根底にあるのは、「誰からも嫌われたくない」という強い思い。だから、常に笑顔でいるし、頼まれごとは断れないし、みんなの意見に合わせちゃう。一見すると、めちゃくちゃいい子じゃんって思うよね。実際、彼女はクラスでも孤立してるわけじゃない。むしろ、周りからは「優しい子」「いい子」って見られてるはず。

でもね、読んでるとわかるんだ。みことちゃん自身は、全然幸せそうじゃない。むしろ、常に不安と緊張に苛まれてる。誰かに嫌われるのが怖くて、本当の自分を隠して生きてるから、どこかで息苦しさを感じてるんだよね。正直、そんな彼女の姿を見てると、胸が締め付けられるような気持ちになった。

なんか、自分も過去に似たような経験があったな、って思い出す瞬間が何度かあったよ。特に学生時代って、グループ内で浮かないように、とか、周りに合わせなきゃ、とか、結構無理してた時期ってあったもんね。そういう経験がある人ほど、みことちゃんの心情に深く共感できるんじゃないかな。

空回りの青春とリアルな人間関係

みことちゃんの周りの人間関係も、すごくリアルに描かれてる。友達との関係も、なんかちょっと無理してる感じが透けて見えるんだよね。別に彼女が悪いわけじゃないんだけど、みことちゃんが一人で背負い込みすぎてるから、どうしても歪んで見えちゃう部分がある。

恋愛においても、やっぱり「嫌われたくない」が先行しちゃうから、自分の気持ちを素直に伝えられないんだ。相手から好意を寄せられても、「本当に私でいいのかな?」って疑心暗鬼になっちゃうし、自分の魅力を信じきれない。正直、かなり歯がゆい展開が多い。

この作品が面白いのは、ただの恋愛物語に終わってないところだよ。友情、家族関係、そして自分自身との向き合い方。みことちゃんの葛藤を通じて、様々な人間関係の複雑さとか、思春期の繊細な感情が丁寧に描かれてる。というか、ここまで等身大の「こじらせ女子」をリアルに描けるPt先生、すごいと思う。

私たちがみことちゃんに共感しちゃう理由

誰もが経験するであろう「空気読まなきゃ」「嫌われたらどうしよう」って気持ちが、みことちゃんの場合は極端なんだよね。だからこそ、読んでて「わかる、わかるんだけど…!」ってなるし、「もっと自分を大事にして!」って画面越しに叫びたくなったのは私だけじゃないはず。

この漫画、なんか私自身の過去を振り返らせる瞬間が結構あった。あの時の私、みことちゃんみたいに空回りしてたなーとか。でも、その「空回り」こそが、彼女の魅力の一つでもあるんだよね。だって、完璧な人間なんていないし、不器用なところも人間味じゃん? というか、みことちゃんの努力は本当に健気で、報われてほしいと心から願っちゃう。

Pt先生の絵柄も、いい意味で等身大なんだよね。キラキラしすぎず、かといって暗すぎず。みことちゃんの心情の変化が、表情でよくわかるから、すごく感情移入しやすいんだ。セリフ回しも自然で、まるでそこらへんにいる高校生たちの会話を聞いているみたい。だからこそ、みことちゃんの抱える葛藤が、よりリアルに胸に迫ってくるんだ。

この漫画が私に残したもの

個人的には、もう少しみことちゃんがドカンと弾けるシーンがあっても良かったかなー、とは思った。もちろん、それがこの作品の持ち味でもあるし、リアルさを追求した結果だとは思うんだけどね。あと、一部のキャラクターが、みことちゃんの引き立て役になりすぎてる感も、ちょっとだけあったかも。でも、それが「嫌われたくない」主人公の世界観を強調してる、とも言えるから、微妙なところだよね。

結局、「みことちゃんは嫌われたくない!」ってさ、ただの恋愛漫画じゃないんだよ。人間関係、自己肯定感、そして自分自身とどう向き合うかっていう、結構深いテーマが隠されてる。誰かに嫌われるのが怖いからって、自分の心を閉じ込めてたら、本当の自分ってどこに行っちゃうんだろうね。そんなことを、改めて考えさせられた作品だった。

この作品を読んで、ちょっとだけ自分の「嫌われたくない」スイッチの押しどころを考え直した気がする。悪くない、どころか、むしろ心にじんわりくるような、そんな読後感だよ。自分の心に無理なく、自分らしく生きていくことの大切さを、みことちゃんの姿から教えてもらった気がするね。

等身大の青春と、誰もが抱えるであろう「嫌われたくない」という感情のリアルな描写。この漫画は、きっと多くの人の心に刺さるんじゃないかな。特に、人間関係で悩んだり、自分に自信が持てなかったりする人には、ぜひ手に取ってみてほしい。みことちゃんの成長を、一緒に見守ってあげてほしいな、って思ったよ。

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