「夫がゴミだと気づいたので捨てさせていただきます」を読んで、まさかの感情が爆発!
最近、なんだか心に刺さるタイトルだなぁと気になっていた漫画、ゴルゴンゾーラ先生の「夫がゴミだと気づいたので捨てさせていただきます」。正直、このタイトルを見た瞬間は「またスカッと系のサレ妻ものかな?」って半信半疑だったんですよ。でも、いざ読み始めたら、これがもう、想像の斜め上をいく展開で、私の心の奥底で眠っていた何かが揺さぶられましたね。いや、揺さぶられたというより、むしろ叩き起こされた感覚に近いかもしれません。
主人公の妻が、ごく普通の日常生活を送る中で、じわじわと夫を「ゴミ」と認識していく過程が描かれているんですけど、これがリアルすぎてゾッとします。最初は些細なことなんですよ、多分。共働きなのに家事育児は全て妻任せ、感謝の言葉なんて皆無、挙句の果てには妻の仕事の邪魔までし出す始末。こういうの、うちの夫もたまにやるわ…って思わず身につまされる描写が多すぎて、ページをめくる手が止まらなくなっちゃいました。
気づけば夫は「粗大ゴミ」級の存在に
作中で描かれる夫の言動は、もうモラハラの域を超えてますね。妻が病気でしんどい時に「俺の飯は?」とか、昇進した妻に向かって「お前が稼いだ金なんてたかが知れてる」みたいなことを平気で言い放つ。読んでて「こいつ、本当に人間か?」って何度口に出したか。いや、私も一応夫がいる身なんですけど、こんなこと言われたら即効で離婚届突きつけますね。というか、もうそれ以前に、一緒にいること自体が耐えられないレベル。
特に印象的だったのが、妻が夫を「ゴミ」と認識する瞬間の描写。そこに至るまでの、妻の心の変化が丁寧なんですよね。いきなり「ゴミだ!」ってなるんじゃなくて、最初は不満、次に諦め、そして無関心、最終的に「いるだけ無駄」「むしろ害悪」という確信に変わっていく。この心理描写がすごく説得力あって、まさに「ああ、この感覚わかるわぁ」ってなりました。共感性が高すぎるんです、ある意味で恐ろしいくらい。この積み重ねがあるからこそ、読者は主人公の決断に深く納得できる。
いよいよ捨てられる夫!その方法はまさかの…
夫を「ゴミ」と認識した妻が、次に何をするのか。ここがこの漫画の最大の肝だと思います。普通だったら、弁護士を立てて離婚調停、とか、実家に帰るとか、そういう展開を予想するじゃないですか。でも、この漫画は違うんです。妻が夫を「捨てる」という表現を文字通り実行しようとするんですよ。その方法が、もうぶっ飛んでいて。ネタバレになるので詳細は伏せますが、「まさか、そう来るか!」と私は声を上げてしまいましたね。
妻の行動は、ある意味で非常に冷静で、周到。感情的に怒鳴り散らすわけでもなく、淡々と、しかし確実に夫を自分の生活から排除していくプロセスは、見ていてスカッとすると同時に、どこか怖さも感じました。というか、ここまで追い詰められた人間って、こういう行動に出るのかもしれない、って妙にリアルに思えちゃったんです。特に、夫がその変化に全く気づかない鈍感さときたら!あれはもう、ゴミ以前の問題だろ、と。
惜しかった点?いや、もうこれしかないだろ!
正直なところ、この作品に「惜しかった点」とか「蛇足な部分」を探すのは難しいんですよ。だって、この圧倒的なカタルシス、読後の爽快感は、そうそう味わえるものじゃないから。強いて言うなら、夫がもう少しだけ「改心するそぶり」を見せるとか、あるいは「実は夫にも言い分が…」みたいな人間ドラマがあったら、それはそれで物語に深みが出たのかもしれないな、とは一瞬思いました。でも、すぐに「いや、それじゃ”ゴミ”じゃなくなるじゃん!」って自己ツッコミが入りましたね。この漫画の魅力は、徹底して夫を「ゴミ」として描き、それを捨て去る妻の清々しさに集約されているわけですから。
ただ、一つだけ個人的に、もう少しだけ掘り下げてほしかったのは、妻の友人の反応とか、職場の同僚の視線ですかね。妻が夫を「ゴミ」として処理していく過程で、周囲の人たちはどう感じていたのか。妻は完全に孤立していたのか、それとも協力者がいたのか。その辺の人間関係の描写が、もう少しあっても良かったかなと。だって、いくら夫がひどいとはいえ、ここまで徹底した「捨てる」行為に至るには、それなりの葛藤や周囲のサポートが影響するはずですから。まあ、でも、このシンプルさがこの作品の良さでもあるから、難しいところですけどね。
「ゴミ」夫を「捨てたい」あなたへ
この漫画は、夫への不満が募っている人、毎日頑張っているのに報われないと感じている人に、めちゃくちゃ刺さると思います。もちろん、フィクションとして楽しむのが大前提ですけど、心のデトックスにはなるんじゃないでしょうか。私も「うちの夫も、たまにゴミになることあるよな…」なんて思いながら読んでましたけど、主人公の妻の行動を見て「自分ももっと強く生きていかなきゃな!」って、なぜか前向きな気持ちになれました。
特に、夫の言動にイライラしているけど、どうにもできないとモヤモヤしている人には、読んでみてほしいですね。あくまでも「漫画」として、感情移入しすぎずに楽しむのがポイント。というか、もう登場する夫が典型的な「DQN夫」すぎて、逆に清々しいくらいなんですよ。これだけ割り切って描いてくれると、読者としても感情移入しやすいし、ストレス発散にもなる。
ゴルゴンゾーラ先生の描く、この「夫がゴミだと気づいたので捨てさせていただきます」は、決して万人受けする内容ではないかもしれません。人によっては「極端すぎる」とか「やりすぎだ」と感じる人もいるでしょう。でも、私はこの潔さが大好きです。モヤモヤを抱えている人にとっては、きっと心の救いになるはず。まあ、実際に夫を捨てるのは現実的には無理がありますけどね!そこは漫画ならではのエンタメとして、思いっきり楽しむのが吉、だと思いますよ。個人的には、続編も期待しちゃいます。夫がゴミでなくても、なにか「捨てたい」ものがある人にも響く、そんな作品でした。
いやぁ、ほんと、読後感が素晴らしい。なんだか心が軽くなった気がします。とりあえず、帰ったら夫の「ゴミ」部分をちょっとだけ整理しようかな、なんて思ったり思わなかったり。これはあくまで冗談ですよ、冗談!
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